あなたの体は思ったより動かない
体が動かないことは、もちろん入院中からわかっていた。
それでも、家に戻ると、思っている以上に動かないという事実に直面することになる。
とにかく、すべての動作が、思っている以上に動かない。
私の場合は、立つことや歩くことはもちろん、箸を持つなど、手を使った動作がほぼできない。
感覚も薄い。手足にも、かなり重い麻痺がある。
とにかく、可動域が狭い。肩にしても、足首にしても、ありとあらゆる関節が動かしづらい。私の場合は、そういう感覚があった。
私の場合は、完全な麻痺というより、失調がとても強い。そのため、手を動かすにしても、足を動かすにしても、思ったようにコントロールできない。
足が思ったより大きく出たり、急にビクッと動いたりする。力のコントロールが、とても難しい。
元の、よく動いていたころの体のイメージを持ったままでいると、けがや転倒のもとになる。
「自分の体は、思っている以上に動かないんだ」という自覚が、とても大事だ。